ザ・クロニクル出版記念
戦後70年写真展
日 程
:
11月1日(日)から3月末まで(予定)9時〜19時
場 所
:
汐留メディアタワー1階 フォトオアシス
(新交通ゆりかもめ汐留駅改札口左手のビル1階)
会期中無休 入場無料
「ザ・クロニクル 戦後日本の70年」(全14巻)から選ぶ写真展も最終回となります。
21世紀を目前に控えて、世界は大きく変化しました。冷戦の一方の主役だったソ連は崩壊し、米国が唯一の超大国となる一方で、地域紛争やテロが頻発し歯止めが難しくなりました。経済はグローバル化し、回転速度は急増しました。
日本も昭和から平成へと移り変わりました。しかし戦後、右肩上がりの経済発展と繁栄を謳歌してきた日本はこの大変化への対応に失敗し、後に「失われた20年」と呼ばれる混迷と衰退の時代に入り込んでしまいました。
経済の再生ばかりでなく、人口減・高齢化への対応、安全保障を含む国の形をどうするかといった幾多の課題を抱えて、私たちは未来への困難な選択を迫られています。
敗戦の廃墟から出直した日本が、混乱と希望の中で、成功と失敗を繰り返しながら歩んできたこの70年の中にこそ、その選択へのヒントがあるのではないでしょうか。
一般社団法人共同通信社
東日本大震災の被災地で井戸の水くみを手伝う少年=2011年4月、岩手県陸前高田市