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共同通信連載企画「届かない悲鳴」中藤毅彦写真展

日  程 1月11日(土)から1月30日(木) 9時〜19時
場  所 汐留メディアタワー3階 ギャラリーウオーク
(新交通ゆりかもめ汐留駅改札口左手すぐそば)
    会期中無休 入場無料



 共同通信社が配信した連載記事「届かない悲鳴」に使われた写真家・中藤毅彦さんのイメージ写真を展示します。開催する中藤さんは国内の他、東欧、ロシア、キューバ、ニューヨークなど世界各地の都市のスナップショットを中心に作品を発表し続けています。
〜連載を執筆した共同通信社会部・池谷孝司より〜
 体罰やいじめ自殺など学校の隠ぺい体質を示す出来事が続く。その最たるものが教師から教え子へのわいせつ行為だ。年間百数十人の処分者は氷山の一角といわれる。権力関係を悪用する教師が一番悪いが、保身のために隠ぺいを図る学校の体質は次の事件を生む。
 学校現場の問題をえぐる長期連載「届かない悲鳴−学校だから起きたこと」の出稿は3月から62回に及び、20紙の新聞に掲載された。
 写真家・中藤毅彦さんは記事からイメージして、毎回、ぴったりの写真を付けてくださった。海外でも評価の高い中藤さんの写真は、どれも訴えかけてくる力が強い。さまざまな小道具を駆使し、まるでドラマの一場面のように見る人を引き付ける。中藤さんの目を通して描かれた「学校の闇」をぜひのぞいていただき、この写真展が問題解決の一助になれば、なおありがたい。